MSXにメガドライブのコントローラを接続する

いろんなところで同じ内容の記事書かれていると思うけど、つまづいてしまった箇所あったのでまとめる。

概要

MSXメガドライブもコントローラーの端子がDsub 9pinのコネクタだけどピンアサインが違っている。
上下左右、ボタン1は使用可能だが、ボタン2は使用できない。
また、GNDの位置が違っているので本来ならつなげるのもよくないという記事も見た。
そこで配線だけ変えてMSXでボタン2含めて使用できるようにしてみる。

作るもの

こんな感じでメガドライブコントローラーとMSXコントローラー差込口の間を取り持つ変換機を作る。

メガドライブコントローラーの仕様

MSXに配線替えでつなぐ場合は↓のサイトにあるHighの部分しか取得できない模様。

applause.elfmimi.jp

発信 D0 D1 D2 D3 D4 D5
Low L L A S
High B C

つまり、上下左右BCボタンのみ利用可能。
他のボタンを使いたい場合は間にマイコン挟んで処理してあげる必要があるってことなのかな。

材料

延長コードはDsub 9pinのメス端子で代用できそうだったが、羽の部分が邪魔になりそうだったため見送り。

道具

  • ドライバー
  • ニッパー
  • はんだごて
  • はんだ

作業

  1. 延長コードを切断
  2. 延長コードの皮むき

    中の線を1つ切ってしまい、やりなおした。
  3. Dsub 9pinオスに結線

    何回もやり直したのでむき出しの線も短くなって接続部分も汚くなった。
    動画なんかを見ると熱収縮チューブで接続部分を保護していた。
  4. Dsub シェルでオス端子を保護

結線について

今回のポイントのピンアサイン。
以下のような形で結線する。

MSX側ピン メガドライブ側ピン 内容
1 1
2 2
3 3
4 4
5 5 +5v
6 6 ボタン1
7 9 ボタン2
8 結線しない
9 8 GND

ボタン1をC、ボタン2をBに割り当てる人が多いみたいだったけど、逆のほうがプレイしやすかったのでそうしている。
このあたりはゲームによって変わりそう。
グラディウスだとボタン1=ショット、ボタン2=パワーアップ。
中にはスイッチで入れ替えることができるようにしている人もいた。

最初両方のピンアサインを左上からピン1としてしまった。
このせいで、何度やってもコントローラーが効かずに悩んでしまった。

ケーブルの色とピンアサイ

今回の延長ケーブルでは、この色になっていた。
紫と白がほとんど同じ色に見える点注意。
ケーブルが違えば色も違う気がする。

1 2 3 4 5 6 7 8 9

完成